第3チャクラ:人生経験を消化する
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第3チャクラ
自己価値とプライド、そして人生経験を消化する力
第3チャクラは、7つのチャクラの中で「自分の力をどう使うか」に関わるチャクラです。
サンスクリット語では「マニプーラ・チャクラ」と呼ばれ、一般的にはみぞおち、胃のあたり、太陽神経叢の付近に位置するとされます。
色は黄色、エレメントは火と結びつけられ、意志、自信、自己価値、行動力、決断力、リーダーシップに関わるチャクラとして知られています。
第1チャクラが「生きる土台」、第2チャクラが「感情や創造性の流れ」だとすれば、第3チャクラは、そのエネルギーを使って「私はこうする」と現実に働きかける力です。
自分で決める。
行動する。
責任を持つ。
社会の中で自分を表す。
失敗や経験を消化して、自分の力に変えていく。
このようなテーマが、第3チャクラに関わってきます。
第3チャクラと自己価値
第3チャクラは、自己価値やプライドと関係しています。
ここでいうプライドは、人より上に立とうとする傲慢さではありません。
むしろ自分の存在や行動に対して、健やかな誇りを持つことです。
「私は私として存在してよい」
「自分の考えを持ってよい」
「失敗しても、自分の価値がなくなるわけではない」
「人の評価だけで、自分を決めなくてよい」
このような感覚が育っていると、第3チャクラは落ち着いた力として働きます。
Yoga Journalでは、マニプーラ・チャクラは、自分が何者で、なぜここにいるのかという感覚や、個人としての力、目的意識と関わるチャクラとして説明されています。第3チャクラが整っていると、自分自身の力に心地よくつながり、行動へ向かいやすくなるといわれます。
一方で、第3チャクラのバランスが崩れていると、次のような感覚が出やすくなることがあります。
人の評価が気になる。
否定されると強く反応してしまう。
自分で決めるより、人の指示を待ってしまう。
優柔不断になりやすい。
自信が持てない。
反対に、強がりや支配的な態度で自分を守ろうとする。
ご自身に当てはまるものはあるでしょうか?
第3チャクラは、「自分の力をどう扱うか」を映す場所なのかもしれません。
スピリチュアルを実践していても、社会で悩むとき
瞑想やヒーリング、スピリチュアルな学びをしていても、会社や組織、人間関係の中で悩むことがあります。
志麻ヒプノのクライアントさんの中には、週末になると職場や仕事の葛藤が起こる方は少なくありません。
上司や同僚との関わり。
チームの中での立ち位置。
人に指示すること、されること。
リーダーシップを取ること。
自分の意見を伝えること。
評価されること、批判されること。
こうしたテーマで悩むとき、第3チャクラのエネルギーに関わる課題がある場合があります。
第3チャクラは、内面だけで完結するチャクラではないためです。
社会に出て、人と関わり、仕事をし、責任を持ち、自分の意思を行動に移すときに働くチャクラです。
スピリチュアルな感覚が豊かでも、社会の中で自分の力を使うことに戸惑いがある。
人の期待に合わせすぎてしまう。
自分が前に出ることに抵抗がある。
または、リーダーシップを取ろうとすると力みすぎてしまう。
そのような場合、第3チャクラを見つめることは、自分の行動や働き方を整える大切な入口になるでしょう。
第3チャクラと消化・吸収
第3チャクラは、身体的には胃や消化器系と結びつけて語られることがあります。
太陽神経叢のチャクラが乱れると、消化や栄養の処理に関する不調として説明されることがあります。
もちろん、胃腸の不調をチャクラだけで説明することはできません。
体調に不安がある場合は、医療的な確認や生活習慣の見直しも大切です。
でも、「消化」という言葉は、食べ物だけでなく、人生経験にも使われます。
経験を消化する。
気持ちを消化する。
納得できない出来事を、時間をかけて消化する。
受け入れられないことが、まだ胃のあたりに残っているように感じる。
このように、私たちは心理的な意味でも「消化」という言葉を使います。
第3チャクラは、人生の経験を自分の一部として消化し、必要なものを吸収し、不要なものを手放す力とも関わります。
失敗した経験。
傷ついた言葉。
うまくいかなかった仕事。
人からの評価。
責任を負った経験。
自分で決められなかった悔しさ。
頑張ったのに報われなかったこと。
これらをいつまでも未消化のまま抱えていると、行動する力が重くなることがあります。
反対に、経験を消化できると、それは自分の智慧や判断力、落ち着いた自信へと変わっていくでしょう。
ストレスと胃腸、心と身体のつながり
「ストレスがあると胃腸にくる」という方は少なくありません。
近年の研究では、脳と腸が双方向に影響し合う「腸脳相関」が注目されています。ストレスは腸の働きや腸内環境、消化器症状に影響する可能性があり、腸と脳は神経・免疫・内分泌などを通じて相互に関わっているとされています。
第3チャクラのワークは、医学的な仕組みを直接扱うものではありません。
しかし、みぞおちや胃のあたりに意識を向けることで、自分がどのようなストレスや未消化の経験を抱えているのかに気づくきっかけになるかもしれません。
「腹が決まる」
「腹に落ちる」
「腹が立つ」
「腑に落ちる」
日本語にも、腹や腑を使った東洋思想由来の表現がたくさんあります。個人的には日本語文化の宝と呼べると感じます。
第3チャクラは、まさにこの「腑に落ちる力」とも関係しているように感じられます。
「第3チャクラ」のワークで体験すること
このコンテンツでは、第3チャクラを通して、意志、自信、行動力、働き方、習慣、リーダーシップ、自己価値に意識を向けていきます。
自分の行動パターンを見つめる。
変えられない習慣の根にあるものを探る。
仕事や働き方の課題を感じる。
自分の意欲や自信のスタミナを見ていく。
受け身ではなく、自分で選び行動する感覚を育てる。
人生経験を消化し、自分の力へ変えていく。
第3チャクラは、現実の中で自分を動かす力です。
そのため、ワークの中で見えてくるものは、仕事、家族、生活習慣、時間の使い方、責任、過去の行動パターンなど、かなり具体的なテーマになることがあります。
こんな方におすすめです
- 自分の取る行動は優柔不断なほうだと感じる方
- 組織や大勢の中では、自分の個性が発揮できない方
- やりがいよりも給与や報酬のために働いていると感じる方
- 自分の行動を否定されると、強く反応してしまう方
- 人に誘われると断れないタイプの方
- 人の指示や指令を受けて動くことが多い方
- 自分に自信が持てない方
- 他人からの評価や評判が気になる方
- ストレスがあると便秘や下痢になりやすい方
- 自発的にやるより、受け身のほうが仕事はしやすい方
体験シェア
体験された方からは、働き方、習慣、行動力、自信、リーダーシップに関する気づきが寄せられています。
働き方の改革では、意外にもプライベートや生活の部分が出てきました。家族との関わりや、日々の生活を豊かにすることに課題があり、「そこなのか」と驚きました。職業としての仕事は、むしろライフワークや天職なのかもしれないと感じました。
仕事のアイディアが浮かびました。課題にはうすうす気づいていましたが、くすぶったままでした。先延ばしにしていたのは、そこに課題があったからなのだとわかりました。
気になっていた習慣は、コロナ禍の影響でした。習慣の起点は子どもの頃の場面に遡り、それが自分らしさとして懐かしく感じられました。固執していた理由として「頑固さ」という言葉が出てきて、確かにそういう気質はあると自覚しました。
夜更かしの習慣についてワークしました。長年影響を受けてきたことがわかり、幼い頃の場面が出てきました。部屋を明るく変えるイメージをすると、戻ってくるエネルギーコードが滑らかになり、今の生活もすっきり余裕のあるものに変わっていました。
要領が悪く時間がかかる行動について見ていくと、子どもの頃から、自分で考え、選び、決めて行動する経験が少なかったことに気づきました。それを教えてあげると、自信が持てたようで、今に戻ると考え方や行動がシンプルに変わりました。
とてもすっきりしました。習慣が変わるかも。
習慣と行動について、気になるものをいろいろワークしてみようと思いました。
数字でスタミナを測るのは感覚的ですが、案外正確だと感じました。そもそも自分でそう決めていたのだとわかりました。
周りの状況のせいにして、言い訳に流されていたことがよくわかりました。主導権は自分にあることを、しっかり自覚しておきたいと思いました。
普段の意欲は12%で、やることがあるからルーティンで動いている状態でした。目標の意欲は80%で、早朝から目力があり、「自分がそう決めたから」という感覚がスタミナ源でした。自信の目標度数では、明るい光を自分から放ち、周りにも明るさが広がっていました。実践の目標では、閃きを試す楽しさや、宇宙とつながるような感覚もありました。一つのワークだけでも、とても深い気づきがありました。
第3チャクラは、自分の力を現実で使う場所
第3チャクラは、「自信を持つ」核となる精妙のチャクラでもあります。
自分で決める。
自分で動く。
失敗を消化する。
経験を智慧に変える。
社会の中で自分の力を使う。
人の評価に揺れながらも、自分の中心へ戻る。
そのような、現実的で力強いテーマを持っています。
スピリチュアルな感性を持ちながらも、会社や組織、人間関係、リーダーシップで悩む方にとって、第3チャクラはとても大切な入口になるでしょう。
「第3チャクラ」は、自分の意志や行動力を整えたい方、未消化の経験を自分の力に変えたい方、社会の中で自分らしく働きかけていきたい方におすすめのコンテンツです。
みぞおちにある内なる火を、静かに、健やかに灯してみてください。
主な参考情報
この記事では、第3チャクラを、ヨガやチャクラの伝統で語られる「マニプーラ・チャクラ」として紹介しています。マニプーラは、一般にみぞおちや太陽神経叢付近に位置するとされ、個人の力、自己認識、目的意識、行動力と関係づけられます。
また、第3チャクラは消化器系と関連づけて語られることがあります。医学的にチャクラが消化機能を左右すると断定するものではありませんが、ストレスと胃腸の関係については、腸脳相関の研究で多く扱われています。
- Yoga Journal “Navel Chakra: What to Know About Your Third Chakra”
第3チャクラと個人の力、自己認識、消化器系との関連。 - Cleveland Clinic “7 Chakras and What They Mean”
チャクラの基本的な説明、身体の部位・感情・色。 - Simply Psychology “Maslow’s Hierarchy of Needs”
自己価値、尊重、達成感などの心理的欲求。 - Foster et al. “Stress & the gut-brain axis: Regulation by the microbiome”
ストレスと腸脳相関、消化器系と精神状態。 - Leigh et al. “The impact of acute and chronic stress on gastrointestinal physiology and function”
急性・慢性ストレスが胃腸機能に与える影響。